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蜂蜜と玉葱、そしてコックテイル

いい日も悪い日もいろんなことのいろいろが楽しくて好きで

寝台列車の旅〜サイーディーヤへの道〜

4/25 

20:00に国鉄ギザ駅を出発する寝台列車に乗って、いざ上エジプトはサイーディーの地へ。

 

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ギザ駅。メトロ(青いMのマークがついた鉄橋が線路)が鉄道の上を走るというなんとも不思議な光景。

 

 寝台列車、外国人1人80ドルと少々お高めだったのですがどうしてもエジプトで長距離列車に乗りたかったので。

 

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最初は普通に椅子が2つ並んでいて、座席の上の仕掛けを引っ張り出すとこういう2段ベッドが出てくる仕組みになってたんですが座席モードの時の写真を撮り忘れてしまいました。

 

夕食・朝食付き。

夕食は機内食みたいにほんのり温まっていました。

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朝食はパンばっかり…コーヒーか紅茶のサービスがありました。

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お味は普通によかったです。お気楽人間の感想ですが。

 

 

ベッドに寝っ転がって窓の外を眺めると…エジプトで初めて見る踏切や(普段はメトロしか乗らないので)、郊外の様子、農村、コンクリートにベンチがあるだけの無人駅、ロバに乗ったおじさんや子どもなどなど、カイロでは見られない光景が次々と流れていくのが見えました。

 

上エジプトの人々、サイーディーは田舎者で頭が固いというステレオタイプがあり(『地球の歩き方』にもありました)それをおちょくったジョークもあるくらいなのですが、タイトルをサイーディーヤ(サイーディーの女性)への道としたのはもちろん始終こんな気分だからです。

 

 https://youtu.be/QL81zHfSsa4

 

アレキサンドリア日帰り小旅行

4/21

語学学校のトリップでアレキサンドリアに行ってきました。

私はこれを前々からすっごく楽しみにしていて、授業の合間に給湯室で色んな先生に「アレキサンドリア行く?行く?」って話しかけて、前日も先生に「明日何持ってったらいい?」って聞いて、先生(メインの先生。23歳。若くて好奇心旺盛で無邪気)も「履き慣れた靴、サンドイッチ、水、ジュース、温度調節用のジャケット…私アレキでは子どもみたいにはしゃぐから私だって分かんないわよ!」って言ってたのに、当日の朝集合場所にいたのは7人。うち生徒3人。トリップを企画したヘッドティーチャーと、ヘッドティーチャーのお母様、その孫娘(4歳)、もう1人別の先生、そして生徒3人。

 

なんかもうびっくり。マイクロバスすっかすか。

 

でもこのトリップ、博物館や遺跡の入場料と昼食代だけ負担すればよく、移動代は語学学校負担というもので、細々した見所も車で回れてとてもよかったです。

 

行ったところはモンタザ宮殿→シタデル→国立海洋学研究所の水族館→ローマ時代の神殿跡→カタコンベ→ローマ劇場。

 

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こんな風景が延々と続く道を走ること3時間…

 

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美しい地中海に面したエジプト第2の都市、アレキサンドリアへ到着。

大きい都市だしなんとなく神奈川みたいな海を想像していたのですが予想以上に透明で綺麗な海でした。

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城塞。「敵の頭上に熱い油を注ぐための穴」というのがありぞぞっとしました。

 

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神殿跡。延々とセルフィーを取り続ける先生たち。曰く、「エジプト人の写真撮影は永遠に終わることのない物語」だと。

 

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1番面白かったのはローマ時代と同じスタイルのカタコンベ(キリスト教徒の墓場)。

螺旋階段をずっと地下に降りていくと世界史の資料集で見たのと全く同じような四角いカプセルホテルみたいなお墓と、儀式の様子が描かれた壁や棺が。こういうところで写真を撮るのは結構抵抗があったのですがここでもまだまだ続くセルフィー大会…ガラスケースに入った骨も見ました。

 

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ローマ時代の劇場跡。講堂や浴場の跡も。どのスポットも街中にぽっと残っているので、アレキサンドリアという街が持つ歴史の気の遠くなるような長さを感じました。

 

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アレキサンドリアで有名だというお菓子屋さんでهريسة المحشية(ハリーサ・マハシーヤ)というカイロでは買えないスポンジの中にナッツやレーズンが入ってシロップに浸したスイーツを買いました。

お昼を食べて再びバスに乗り、カイロへ帰還。

エジプトではお昼を15:00〜に取るのが普通らしいのですが、普段は日本と同じ時間に食事をしているので、お腹が空いて移動中スナックをつまんでいました。

 

この日は最高気温がカイロ38度、アレキサンドリア33度という大変暑い日でした。

エジプトの夏を前に戦々恐々の毎日です。

 

途中でNesmaのAl-Andalusの広告とかも見たし、海ももっと満喫したいので、また近いうちに行きたいです。

 

 

今の生活(自己紹介)/好きなこと

○今の生活

大学4年生、エジプトに3月から休学留学中。年末に帰国予定。

タハリール広場の語学学校で週6日エジプト方言(アンミーヤ)を勉強しています。

 

住んでいるところは地下鉄ドッキ駅から徒歩5分強、ミサーハ広場近く。ある人の言うところによるとMadam Raqia Hassanのご近所らしい。。。なんとも恐れ多い。もちろん見かけたことはまだないです。

 

なぜエジプト留学を選んだかというと、趣味はもとよりうちの大学から留学している人が多い・アラブ各地にある口語(方言)のなかでもエジプト方言が強い=どこでも通じると聞いたため。あとは物価の安さもあって。

 

大学の同期1人と二人暮らしですが、カイロだけでもあと5人同級生がいるので心強いです。

 

 

 

○これからここに綴っていくであろう、好きなこと・興味のあること

 

ベリーダンス…大学の部活動として3年前に始め、どハマりしています。それ以前のダンス歴はゼロ。

 

・エジプト民族舞踊…エジプシャンフォークロア。見るのも踊るのも大好き。多彩な民族舞踊を生んだヌビア地方、アレキサンドリア、イスマーイール、スィーワ、サイ―ディー地方などの土地も行ってみたい…(スィーワは今少し危ないらしいけども)

 

覚え書きとしてお気に入りの動画を上げたり語学学校でやったアラビア語の歌の歌詞の翻訳についても書いていく予定。留学中にダンスを習ったりするかは全く不透明です。

あと大学の所属ゼミが哲学・社会思想なので…帰ったら卒論書かなきゃだから…たまーに材料を探しています。それ系の覚え書きもするかもしれません。

 

・食べ物

とにかく食べることが大好き。留学中エジプト料理をいくつか作れるようになれたらいいなと思っています。

 

吹奏楽

中学・高校時代は吹奏楽部でした。パートはクラリネットバスクラリネットコントラバスクラリネット。夏のコンクールシーズンが近づくとうずうずします。

 

 

アラビア語を始めようとしたきっかけ

「なぜアラビア語を勉強しようと思ったの?」

 

大学入学以降会って自己紹介した人の半分以上に聞かれる質問です

 

私はこれについて全部説明しようと思うと話が長くなります。

 

小さい頃私はすごく単純な性格で(今でもそうかもしれないですが)、痛いの痛いの飛んでけ!とされればすぐ痛みが飛んでいくどころか、学校でも「給食っておいしいよ」と言われて差し出されるとどんなものに対してもまずいなんて感想を持つことが一切ないような、要するにとても単純でした。

 

「こっちの方が正しいんだよ」と言われたら「これが正しいんだ!」と思う、そこには周りにいつでも絶対いい子に思われたいという子供っぽい腹黒さがあったことは確かですが、要するにとにかく単純でした。

 

そんな私は小学生の頃伝記を読むのがとても好きでした。ヘレン・ケラーとかナイチンゲールとかマザー・テレサとか特に女性の話は図書館にあるすべてのバージョンの中から気に入ったものを何度も読み返していました。

 

単純な私ですから、昔の人がこんなにすごいことをして平和のために頑張って、こんな本が書かれてずっとすごいって言われ続けてすごいなあ、と思って読んでいました。

 

中学生活も後半になると、将来は国連とか国際協力系の仕事がしたいとぼんやり思うようになりました(それまではずっとパティシエとか翻訳家とか言ってた気がしますが) 英語が得意だったので高校に入ってからも進路希望を聞かれるとなんとなく国際系の学部、職種を答えていました。

 

でも、高校で小中学校より広く世界史を学んだり、色んな人の話を聞いたりするにつれて、私がそれまで思い描いていた「国際」とか「平和」とかってとても狭くて押し付けがましいものだったのではないだろうかと思い始めました。

 

普段生活していて見聞きするのは日本語の情報ばかりで、翻訳されて入ってくる世界のニュースや人々の様子も世界ってアメリカとかイギリスとかフランスとか大きいところと、あとは可哀想なアフリカの国々しかないのか?と思えてくるようになり。

 

自分とは全く遠い国の、全く違う屋根の下にいる人たちのことを知りたい。そしてそんな人たちも私の周りの人たちも、素晴らしいところや愚かなところを併せ持って同じく日々を送っている人々であることを実感できる人でありたい。そんな風に考えが至って、アラビア語を専攻することになりました。

 

自分の単純さに屈してはいけない、と時々自分に言い聞かせます。

 

せっかくなので長々と書いてしまいましたがこんなに詳しく順序立てて(すみません)「なぜアラビア語なの?」への答えを語ったことは一度もない気がします。

 

ちなみにこれまではどう答えてたかというと、大学入学したてぐらいは日本のメディアでは語られないアラブのなんちゃらとか言ってたのですが、ここ23年は遠い国のことを知りたいと思ったから。」ぐらいで適当に端折っています。だいたいそんなもんです。

 

あと最近はベリーダンスやエジプト民族舞踊、エジプト音楽が好きで勉強しているところがむしろ大きいですけどね…

ブログを始めることにしました

 

エジプト留学を始めて約50日が経ち、それなりに山あり谷ありトラブルありの生活を送ってきましたが、ここにきてやっぱり何かを記録したい、見聞きしたことや考えたことを書き留めておきたいという考えが強くなりました。

 

既にいくつもSNSをやっているのにこれ以上何を発信したがっているんだろうとは自分でも思いますが、facebookTwitterInstagramも(facebookInstagramは写真への比重が違うだけでほとんど同じように思っていますが)私にとっては用途もコミュニティも別であり、それらとは全く別にこれまでのこと-今のこと-これからのことについてのちゃんと備忘録を残そうと思いブログを開設するに至りました。

 

 

ここにいるとあらゆることが目の前を通り過ぎていくような気がします。

 

エジプトで私が感じた驚き、喜び、人の温かみまた強かさ、ここに来なければ経験することがなかったことがたくさんあります。でも同時にそれらはエジプトにしかないものではないのだ、とも感じています。すべてのものがひとりでに飛び込んでくるような耳も目も持ち合わせていないけれど、きっと日本でも感じなかっただけで通り過ぎていったものごとがたくさんあった。今後大きな変化を迎えるであろうエジプトという国での生活、自分を取り巻く環境を、iPhoneのカメラすらろくに使わない人間ながらなるべくたくさん綴っていこうと思います。

 

とはいえ自分のブログを持つこと自体初めてですし、海外生活日記なんて調子に乗って知ったかぶったことばかり書いてしまいそうなのでいい加減な発信をして人様に迷惑を掛けないように、また後から見返して恥ずかしくならないように(絶対恥ずかしくなるに決まっていますが)、ありのままの言葉で描くことと情報源をあいまいにしないことを初心表明として最初に書いておきます。