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蜂蜜と玉葱、そしてコックテイル

いい日も悪い日もいろんなことのいろいろが楽しくて好きで

授業で訳したアラビア語の歌 まとめ①

ときどき授業でアラビア語の歌を聞き取って歌詞の穴埋めをしたり訳したりたまに歌ったりします。

 

アラビア語のポップスはベリーダンスの練習や振り付けで使うので結構知っているつもりだったのですが…前にアインシャムス大学に通っている子に「こういうの知ってるよー」って見せたら古い古いwって言われてしまいました(そりゃそうなんだけどね)。

 

授業で取り上げる曲は私からこの歌手の曲が聞きたいーってリクエストすることもあるけれど先生がこれやろーって持ってきてくれることがほとんど。

 

だいぶ溜まってきたのでメモがてらに書いておきます。

 

⑴El Masal El Asal -Samo Zaen

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先生が「これ聞くとI am strong because I am a girl! って感じがするしよくこれで踊るの」とノリノリで持ってきてくれた曲。ハチミツみたいに素敵な女性、君はまさにダラアってたたえる曲。ダラアってアラビア語ベリーダンスをやっているとよく聞くけれど私はまだよく意味をつかめてなくて、でも「ダラアっていうのはね…うーんなんかねー(うふって感じなんだけどー」って先生が説明してくれる時の先生が最高にダラアなんだろうなと思います。

 

⑵Si Al Sayed-Tamer Hosny

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Si Al Sayed っていうのはいわゆる「亭主関白」な男の人のことで、昔あった映画の登場人物の名前に由来するらしいです。

歌詞も「何か言われたときの”かしこまりました”って言葉を覚えているのか?」とか「君が何を着て何を着てはいけないか言うのは俺だ」などなどなかなか。ちなみにできる限りで構わないからとも言わない。

このTamerって歌手は男女問わず人気なのにこの曲に関してはなんでこんな曲書いたの!?とエジプト人女子たちは嘆き悲しんだと先生が言っていました。一方エジプト人男子たちはガールフレンドと喧嘩するとこの曲の歌詞をフェイスブックやメールにコピペして言わんとすることを伝えるんだそうです。絶対嫌だそんな男。

 

⑶Oyun Baheya

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言わずと知れたバヘイヤーーーー!!!!!大好き!!!!

でも今までノリノリなバージョンしか聞いたことがなかったので元はこんな長くてクラシックな曲だったとは知りませんでした。出だしから歌詞カードを見ても意味が飲み込めなくて?となっていたら先生がこの言葉は古いエジプシャンスラングなのよ、と教えてくれました。ドアを閉めておしまい、その瞳を隠しておしまい…ベリーダンスで使うときはカットされちゃいがちな中間部(لا حد عدي...のところ)が好き。

 

⑷Dawwar bNafsak -Ahmed Mekki 

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Teer Enta (飛んでけ!飛び出せ!という励ますような意味)という映画に使われていたラップ。このタイトルが書いてあるTシャツを着ている人も見たことがあるのでいつか映画も観たい。

聞き取りは難しかったけどキャッチ―だしムービーもとても面白くて好きになりました。

後半曲がサイ―ディー風になって歌も上エジプト訛りになるところも面白い。サイ―ディードレスでラップのポーズをバーンって決めてるところもw

 

長くなったので分けます。。。次はしんみりした曲のまとめになるかもしれないです。印象に残っているものから書いているので。

アラビア語ことわざの覚え書き

 

メインで教えてくれる先生は23歳で、好奇心旺盛で自立心が強く、休みも英語の講座を受けて勉強したりととても活発な女性です。

 

前まではクラスメートがいて1対2で授業を受けていましたが、最近は完全にマンツーマンなので語学の練習も兼ねて色々話します。恋愛、結婚、美容、映画、ベリーダンス(先生はオクサナが大好きでナグワ・フォワードはあんまりらしい)などなど様々な話題が出るのですが、何についてもかなり気が合ってとにかく会話するのが楽しいです。

 

そんな中アラビア語のことわざや慣用句、SNSなどで使う言葉を習ったのでメモしておきます。

 

〜お買い物編〜
جيب مخروم 穴あきポケット(お金をくだらないものにどんどん使っちゃう様子)…「あんた穴あきポケットになってるの!?」みたいに使うらしい
الفلوس بتاكلني お金が私を食べている(どんどん物を買っちゃって止まらない!)

اللي معاه قرش مِحير يجيب حمام ويطيّر 余分なお金があると鳩を連れて来て飛ばしてしまう(諺:お金がたくさんあるとまともな使いかたが分からなくなる)

 

スマホSNS用語編〜
يِشيّر シェアする(英語のshareから)
يِسرّش 検索する(英語のsearchから)
يكومّنت コメントする
يِجوجٓل ググる

 

〜人生の教訓編〜
الكدب مالوش رجلين 嘘には脚がない(嘘は真実と違ってその後立ち行かなくなるのでバレてしまう)

 

كنت عايزة الأرض تنشق وتلعبني. 地面が割れて私を飲み込んで欲しかった。(恥ずかしくて穴があったら入りたかった、と全く同じ)

 

كل اللي يعجبك ،البس اللي يعجب الناس. 自分が気に入ったものを食べ、人が気に入るものを着なさい。(人に好かれるような服装をしなさい)

 

يا بخت من بكّاني ولا ضحّك الناس عليا. 私を笑い者にする人より私を泣かせる人の方が良い。(多少批判的でも真実を言ってくれる人の方が自分にとって良い)

 

مصر كلها أوضة الصالة. エジプトは1つのサロン(大抵の家にある客間をこう呼ぶ)なんだから。(噂話は筒抜けよ)

 

「エジプトではこんなことがあるよ(大抵ネガティヴなこと。束縛の強い彼女とか)」「日本でもあるよ」「マジか…エジプトだから(エジプトにだけ)あるのかと思ってた…」「人間どこも変わらんね」という会話を何度繰り返したか分からないです。だからこういう諺などは本当に面白いなと思います。

 

ちなみに日本ではこう言うよーと教えると大抵大笑いして「気に入った!」って守ってくれる先生。最近1番笑われたのは「心臓に毛が生えている」という言い回し。エジプトでは「心臓がない」とか「心臓が死んでいる」とか言うそうです。

 

 

 

 

ベッドの下から

 

ベッドの下からタバコの吸い殻が出て来た…

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下見の時前の住人がこの部屋を使っていた形跡はなかったのでいったいいつの吸い殻なんだか。

 

すっかり慣れてしまったけどエジプトはタバコ吸う人がすごく多い。

そしてその吸い殻を歩きながら捨てる運転しながら外に捨てる人と喋りながらその辺に捨てる車の中にも捨てる。しかも踏んで火を消したりもしない。

 

そういえば砂漠旅行でお世話になったベドウィンのおじちゃんたちもテントで寝タバコしてたらしく朝起きたら寝床にタバコの吸い殻があってびっくりしました。

 

私は幸いそんなにタバコの臭いや煙が気にならないけれど、やっぱりカフェなんかでも分煙なんてされてないので店内に染み付いた臭いが気になる人は不快みたいです。カフェだとシーシャ吸ってる人も多いし。

 

世界的な嫌煙の流れの中、こういう風景も変わっていくのですかね。

 

と思って改めて書いてみました。

ルクソールの2日間〜客引きとカルナック神殿と博物館〜

 

ルクソール駅に到着後、すぐに待ち構えていてくれた迎えの車に乗ってホテルへ。口コミサイトのレビューにもあった通り日本語で挨拶しようとしてくれるスタッフがとても親切な宿でした。

悪名高きルクソールの客引きからも守ってくれてますます好感度アップ。

 

そう、悪名高きルクソールの客引き競争。

 

駅前にもホテルのある繁華街にも客引きがいっぱい。お土産屋にタクシーにペットボトル売り、レストランの客引きまで。神殿周辺の飲み物の値段がスーパーの5倍なのはもとより、一番すごかったのが馬車。どこを歩いても馬車がいてワンダラーファイブパウンドオーケーオーケー(オーケーなんて言ってない)としつこい。

 

大抵はこちらも無視するけど宿のオーナーが教えてくれたように「أنا عايشة هنا (私ここで暮らしてるんで)」とアラビア語で返すと引き下がる。

でもある馬車のおじさんにこう言い捨ててすたすたと歩き去ったら後ろから「チャイナ!こっから出てけよ!」という声が追いかけてきて、いくらしつこいとはいえさすがに同じ人間相手に態度が悪すぎたかなと反省した。それこそعايشة هناなくせにね。

 

ルクソールでは着いた日にカルナック神殿、翌日にルクソール博物館とルクソール神殿のライトアップを見て夜中のバスでカイロに帰りました。

実は同行してくれた友人が体調を崩してしまったためにペースダウンして東岸のみの観光になりました。私にしても日程を詰めてまで遺跡を巡る趣味はないので大部分はホテルでのんびりしていました。

 

カルナック神殿は大きくて柱の装飾が見事だったし、ルクソール博物館は展示品もその脇の説明書きも充実していてとても面白かったです。

 

カルナック神殿の壁にむかーし小学校の算数の教科書で見た数を表す記号を発見。

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アスワンもそうだったけど客引きばかりで全然観光客がいなかったルクソール

いても大型観光バスで巡っている団体客だったりで街中には全くと言っていいほどおらず。

 

あのお土産屋のおじさん、ワンダラーファイブパウンドの馬車牽きたち、どうやって食べてるのかな…と時折要らぬ心配をしてしまいました(日本だってどうなるかわからないのだし)。

 

帰りのバスはGo Busというお高い高速バスで。

飛行機の座席みたいにテレビがついたふかふかの椅子で飲み物とスナックのサービスもあり、10時間揺られてもとても快適。ただWi-Fi付の一番高いのにしたのに結局ネットが使えなかったのがとても残念でした。

 

カイロに帰ると、改めて車と排気ガスの多さに驚かされつつもなんとなくルクソールよりも涼しい気がしました。

 

上エジプト旅行終わり。

 

アスワン3日目 イシス神殿 そしてルクソールへ

昨日のおじちゃんたちに引き続きお世話になり7:30にホテルの前まで来てもらってイシス(フィラエ神殿)へ。

神殿は島にあるので車を降りてチケットを買ったらボートに乗り換えて進みます。

 

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トラヤヌス帝やハドリアヌス帝などローマ皇帝の名前も見えます。

 

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色々な形の柱

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全体的に端整な印象がありました。

 

さくっと回って鉄道駅まで送ってもらい、電車でルクソールへ。一等車£60。所要時間3時間ほど。

 

アスワン2日目 アブ・シンベル神殿とヌビア村

4/27

 

朝4時にホテルにバスのお迎えが来て、早朝の砂漠の中の道を3時間かけてアブ・シンベル神殿へ向かいました。

 

ホテルが朝食ボックスを用意してくれてバスの中で食べました。いちじくジャム、チーズ、パックのジュース、パン、ゆで卵というよくある安宿の朝ごはん。

 

押し売りをかき分けて進むと思わず「お〜!」と声が出てしまうような景色が。

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すぐそばにはナセル湖。

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中にもたくさん小部屋があって、壁という壁が王家の人々が神に傅いている絵や戦争の絵などで埋まっていました。

 

遺跡にちっとも興味ない私ですが行ってみると面白いもので…

しかし早朝から往復6時間バスに乗るのは本当にキツくてホテルに帰ったらバッタリ。

 

 

夕方にはボートで川を渡ってヌビア村へ行きました。

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夕暮れのナイル川はとてもよかったです。

しばらく進むと大きい渦巻きがたくさん見えてびっくり。

 

村に着くと日はすっかり沈んでいて、お土産やスパイスのお店の並ぶ通りがいい雰囲気になっていました。

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ヌビアの家々はとてもカラフル。連れて来てくれたおじちゃんがつめたいカルカデ茶(ハイビスカスティー)を振る舞ってくれました。

 

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おじちゃんが自分はヌビア語とアラビア語とちょっと英語(学校で習ってないそうだけど上手)を話すけれど、今の子どもたちはヌビア語を話さずアラビア語だけで育ってしまっている、と話してくれました。

ヌビア語は文字のない言語。いつか廃れていってしまうのかな。

 

その後はスパイスのお店で色々な香辛料の香りを試させてもらったりしたのち、再び船に乗って向こう岸へ帰還。

空に星が出ていて、風もすっかり涼しくて、遠くに光るダムの明かりを見ているうちになんか寂しくなってきたね…と友だちと話しました。

 

日本での時の流れを止めるようにエジプトにやってきたけれど、留学が終わって帰国したら就活やら大学やらまた慌ただしい日常が始まって、エジプトで過ごしたことなんて夢と区別がつかないほどになってしまうんじゃないか。

 

この日々をなるべく書き留めておきたいと思ってこうしてブログを書いているけれど、何千年と残ったアブ・シンベルに感動したように残すことにきっと価値があるんだと思って続けていこうと思います。

 

夕飯はシーフードパスタ。例によって茹ですぎのぐでぐででしたが具沢山でおいしかったです。

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アスワン1日目 ヌビア博物館

8:30過ぎにアスワン駅へ到着。

朝、早めの時間にもかかわらずすでに暑くなる予感。この日の最高気温は36度という予報。

 

 とりあえずホテルに着いて休憩した後、近くのヌビア博物館へ。

 

アスワンは客引きが多い。駅でもタクシーやツアーのおっちゃん達が待ち構えていたし、博物館まで歩く間にも馬車を引いた男の子が「ヌビア博物館は遠いよ」と誘ってきました。

 

そんなこんなで到着。

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この博物館を作るにあたって、ユネスコの協力があったそうで外装も中身もとても立派でした。

Lecture Hallにもたくさんの人がいて、熱の入った講演が漏れ聞こえてきて何やら学術的な雰囲気。

 

ヌビア人の歴史を紀元前6000年頃の石器時代から紀元前500年前にできた王国の時代、エジプト人王国に侵略された時代、キリスト教の時代、イスラームの時代…と順を追って見られる仕組みになっていました。

 

埋葬の様子や古代のアクセサリー、スカラベや神々のモチーフ、美しいコプト美術の壁画などが印象的でした。

 

その後はエジプトで初のケンタッキーで昼食をとり、日差しの強い14:00-18:00はホテルで様子を見つつ、夜はルクソールまでの切符を買いに行きがてら駅前から伸びるスークを散策。

 

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アスワン駅。ギザ駅にもアスワン駅にもひとつとしてまともに動いている時計がない。

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こんなに人いるんだ!?と思うほど夜のアスワンは活気がありました。

 

駅前のジュース屋でヌビアンがかかっていて、ちょっとこんな気分になりました。

 https://youtu.be/pwheZmGiAqg