蜂蜜と玉葱、そしてコックテイル

いい日も悪い日もいろんなことのいろいろが楽しくて好きで

7月、カイロにてドレスを探した話

(前半は趣味の話です)

 

7月のカイロと言えばあれです。

 

ベリーダンスフェスです。

 

2日スタートのNile Groupを皮切りにAhlan wa Sahlan, Raqs of Course, そして最後にCairo Khan 。

 

世界中からベリーダンサーがカイロに集結する月。

 

私の通っているスタジオのインストラクターの方々も例外ではなく毎年エジプトに遠征されています。

 

のはずが、カタール航空がエジプト便の運航を中止したせいで予定を変更された方も少なくなさそう…

 

が!昨年末のイベントをはじめとってもお世話になってる先生がCairo Khanのクロージングガラに誘ってくださいました!いぇい!

 

 

まったく始めての体験にわくわくしていたら、なんとガラショーはドレスアップ必須だそうで…

 

先生から「(会場は)キャバ嬢だらけ」とのメッセージをいただき、当日の昼授業が終わった後(!)灼熱のダウンタウンを5時間お昼抜きで歩き回り何とか体裁を整えました。

 

何かと結婚式やパーティーが多いお国柄、ドレスが売っているお店は山ほどあるですが何しろ探すのが大変…ドレスと靴それぞれ10軒は回ったのでは?

何より自分の目に自信がなく、エジプト生活5ヶ月目、こんなに心の中で母に助けを求めたことはなかったかも(文章の一部に誇張表現があります)。

 

しかし!中々いいのが見つかったと思うので大満足!

 

おしゃれする機会があるついでに欲しかったものも揃えちゃおうと

 

・パーティードレス

・サンダル

・マニキュア

・口紅

・ペンシルアイライナー2本

MACのマスカラ

・よさげなので買っちゃったジャージ地のロングスカート

・メイクブラシのセット

 

などなど一気に買っちゃいましたがしめて合計1025ギニー、日本円にして約6350円!

 

よっ!!!!!!物価!!!!!!!!

 

 

元々イベント用のミニドレスみたいなのは1枚欲しかったし(成人式のワンピを日本に置いてきたのを後悔している)、エジプトだからこそ安物買いの銭失いはすまいと私にしてはがんばったので後悔はしない…はず。

 

この調子で見る目を育んでいきたい。です。

抱負。

 

 

 

 

しかし西日が照りつける中、2時間後に履いて出る靴がまだ見つからないなんて思いはもうしたくないです。

 

 

 

 

 

あつい

 

といっても今35℃らしいのでそんなに弱音吐きたくない…

 

今気づいたんですけど暑い時期って豚バラ食べたくなるんですね。

豚バラ食べたい。他のどんな肉でもなく豚バラ食べたい…

 

リビングのクーラーが調子悪いなあと思っていたら寝室のクーラーさんもクーラーさんで長時間稼働していると時々ドバッシャアアって水が落ちてくるようになりました。

おかげでサードベッド(ファーストセカンドサードベッドまである部屋)のマットレスがびしょびしょです。どうせもう乾いてるころだと思うんですけど。

 

唯一クーラーのつくところはソファーと洗濯干ししかないところなので、そこに入り浸っていると自分もだらけ落ちた洗濯物になってしまいそうなのでカフェに来ました。

 

ニューハワイなるマンゴー・パイン・ヨーグルトのカクテルを頼んでみましたがなんか昔こういう薬なかったっけっていう味がします。

 

明日修理のおじちゃん呼ぼう…(たいてい近所をうろついている)

後悔していることの話

さっきは紅海と打ちたくて後悔が出てくるのにイライラしたけど今は後悔としたくて紅海が出てくるイライラ。

 

さっきの記事にまとめようかと思ったけどあのまま続けて書くには脈絡がなさすぎるので深夜テンションで2本書いちゃいます。

 

さて「あなたが後悔していることってなあに?」というこれまた壮大な質問を先生に

されまして。

 

実は理系にしとけばよかったと思っています。高校の文理選択の時に。

理系科目できないし、文系の道に行きたかったから文系にしたんですが、文系好きのまま理系に行けばよかったとかなり本気で思っています。

 

が、何度も思いつめたほどの後悔でもなく、そもそも理系にしてたら今エジプトにいることも9割9分なかったのでこうは答えず。まあ説明がめんどくさかったのもかなりあるけど…

 

 

小さいころもっとたくさんお絵かきしとけばよかったなと思うよ。と返しました。

 

私は本当に絵が描けないんですが、別に昔から嫌いだったわけでもなくお絵かきは好きで、でも大きくなるにつれて周りの子の方がうまいから恥ずかしいとか思ってだんだん描かなくなっていったんですよね。

 

でも小学生くらいの子どもがそこまで絵を上手に描けないのってあたりまえなはずで、そこで胸張って自分の描きたいものを描きたいように描けばよかった(そして思うようなものができるまで練習すればよかった)んですけどね。

 

この頃になって、外国で暮らすようなこともして、ふと何かを描いてみたいと思ったときにペンを持っても何にもできないのにがっかりすることが増えました。

 

塾講師・家庭教師歴がおかげさまで4年になりましたので直方体・正方形みたいな図形は多少マシだと思います。

 

 

 

 

 

怖いものの話

もうすでに七月も後半戦ということもかなり恐ろしいですけど。

 

今月頭はアレキサンドリアとハルガダ、地中海と紅海というふたつの海を堪能する機会に恵まれました。

 

避暑地に行って極楽気分を味わってきたせいか、カイロは暑くて暑くてしょうがない…

40度を超えるか超えないかの日々が続きます。ここ数日はさらに湿度も加わって気力も蒸発します。

 

ハルガダといえばちょうど私が旅行から帰ってきた週の14日に事件がありましたね…何とも。

 

CNN.co.jp : エジプトで観光客襲撃、2人死亡 紅海沿岸リゾート

 

 

 

話は変わって語学学校のメイン担当の先生が変わりました。

この先生は前にも記事にしたけれど、思慮深くて聞き上手な反面自分もものすごくしゃべるしゃべる。

 

そして質問がすごく抽象的で規模が大きい。「あなたの人生で一番○○だった行動は何?」レベルのことをタイマンで聞かれると言葉に詰まります。

 

 

「怖いものは何?」は即答えられました。

 

エジプトの野良犬をとても怖がっています。

 

一度小走りでそばを通り抜けたら怒らせてしまったのか吠えられたくらいで、特に危害を加えられたことはないのですがすごく怖いです。

今まで犬は普通にかわいいと思っていたし、むしろチワワみたいなほそっこいのより大型犬のほうが好きだと思ってたんですけど。

 

道で出会うとあちらの凝視しながら慎重に避けて歩くので、よく通りすがりの人から「何?犬怖いの?」と野次られます。

 

知人のエジプト人男性にこのことを言ったら「犬は人間を怖がるじゃん。子どものころは犬を見たらわあーっと追っかけたり石投げたり殴ったり(※エジプト人、けっこう動物にむごい扱いをする人は多い。動物園でも石とか食べ物とか投げつけたりする)したよね、小さいころは動物も人間と同じように感じるってわかってなかったからね(この人はかなり善良な方(笑)そもそも「人間も動物」という考え方は仏教的なのかもしれない)。」

 

怖がっている具体的な理由としては、かまれたら狂犬病で死ぬかもしれないということはもちろん、体もかなり大きいし、夜道だと急に飛び出てくるし、たまに群れになってケンカとかしてるし、変な話野良犬だから避妊手術とかしてないのであふれ出る野生の獣みがすごい、といったところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"初めてのラマダンは忘れられない"

"初めてのラマダーンはいつだって忘れられない 誰もがみないつも覚えている”

Vodafone Egypt 2017年版ラマダーンCM

www.youtube.com

 

「初めてのラマダーン」がテーマらしく、「初めてイフタールに人を招待した若夫婦」「初めて海外でラマダーンを過ごすサッカー選手」「初めてラマダーンをエジプトで過ごす外国人」「初めて子どもたちが断食をするお母さん」などなどが出てきます。

 

 

私にとっても初めてのラマダーンが終わりました。

特に断食する理由もないし、飲食店は閉まるし、外でペットボトルの水を飲むのも気が引けるし、正直つまらないと思っていた部分が大きかったですが、ともかくラマダーンを最初から最後までまるまるアラブで過ごすことはもう人生でないかもしれません。

 

 

公共交通機関でクルアーンを読む人がいつもより多かったこと(スマホアプリなのかPDFみたいなの開いている人が多かった)

 

日没直後はメトロの窓口のおじさんや警察官がご飯を食べながら仕事をしていたこと

 

そしてそのままメトロに乗るとガラガラなこと

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 道を走る車の運転手にジュースやナツメヤシを配る人

 

ナイル川上でいただいたイフタール(あたりまえだけどだんだん暗くなって最終的に膝の上の食べ物すら見えづらくなる中食べる)

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 お店や道の装飾

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ラマダーン中の夜道がきれいだというので足を運んだサイイダゼイナブ。

日没直前、レストラン前に並べられた道路側のテーブルは満席。

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f:id:rikampom:20170627053259j:image 一斉に食べ始める人々。

 

 

ハーン・ハリーリのフセイン前。アタバからものすごい人混みと熱気。

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イスマーイーリーヤの街角。こんな風に三角旗(ジーナという)やなんかキラキラしたぴらぴらを飾っている通りは多い。

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語学学校のイフタール。イフタールでもイードでもとにかくクッキーを食べる。あとアターエフというどら焼きみたいな皮でナッツとかを包んで揚げてシロップかけたみたいなお菓子はラマダーンならでは。その他のアラブ菓子ももちろん並ぶ。

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他にも夕方になるとめちゃ混むスーパーとか、米やマカロニやパスタや油等イフタールに欠かせない食材をセットにしたラマダーンバッグや、夕暮れの中もくもくと煙をあげるカバーブ屋の炭火焼の鶏肉の塊、すかすかなヨーグルトコーナー(夜明け前の食事スフールに欠かせない)、他にもまだまだ

 

 

確かに、初めてのラマダーンは忘れられない。

そしてイスマーイーリーヤからスエズへ

 

日が空きましたがひとり旅2日目のことを書きます。

 

ホテルで朝ごはんを食べたあとそのまますぐイスマーイーリーヤ博物館へ。

 

実は前日に行こうとしたけれど閉館が早くて出直していました。

 

何か面白いものあるかな、と思ったけど図書館に付属している民俗資料館みたいな1フロアだけの展示でそんなにわざわざ寄った意味もなかった。展示品もアシュートとかで発掘されたものばかりで地場産(?)のは見当たらなかったし。でもローマ時代のタイルやミイラも一体いたのはさすがエジプトといったところ。

 

特にこうしたものに興味があるわけではありませんが、古代の生活用品などをぼーっと眺めていると今私たちの身の回り品はどこまで残るんだろう、とか思います。

 

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無造作に置かれている石像なども一応展示物だったようで。本物なのだろうか?発掘された石棺を野ざらし展示って雨が降らない地域ならではなのか?適当なのかそれともレプリカなのか?

 

そんなこんなでマイクロバスに乗ってスエズ県へ。

特に何をするでもなく運河沿いをぶらぶら歩いていたのですが、近くに軍事・警察関係の施設があるのかそれとも警戒態勢なのか、ちょいちょい声を掛けられました。

 

思う存分歩けるからひとり旅は好きだけど、あまりにも当てのないほっつき歩きも考えものかしら。

 

ということで写真は自粛したけれど、スエズ運河はまっっさおで、たくさんのコンテナを積んだ船がゆーーーったり進んでいて、実にのんびりした素晴らしい光景でした。

 

スエズはイカフライが美味しいというので日暮れ(断食終わり)まで公園でベンチに座りウトウトしたり。

カイロの街中だったらラマダーン月でもカフェやマックなど外資系のお店が開いていて遠慮なく入ることができるけど、なんせクラクションと排気ガスのひしめく都会ではなく思わず深呼吸をしてしまうような田舎。イカフライは諦めて帰ろうかと思うくらいすっごい暇でした。

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いやでも久々に魚介が食べたいぞ、という思いで3時間以上歩いたり本を読んだりして過ごし、日没30分前くらいにシーフードレストランに駆け込みました。

 

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貝やエビの入ったミルクスープとお目当てのイカフライ。待った甲斐もあって美味しかったです。

 

夕陽の照らすシナイ半島の赤い山々と灯りがだんだんと浮かび上がってくる運河を眺めながら歩いたのはきっといい想い出。

 

 

 

イスマーイーリーヤへ

ラマダーン月も終盤、翌月初めにある3日間のイード=アル=フィトルと繋げてお休みを取る人もいるらしく、カイロの街も混むところあれば拍子抜けするくらい空いているところもあり。

 

なぜかここのところ語学学校のスケジュールが立て込んでいるらしく、イード休みに先立って授業がない日ができました。

 

上記のごとくゴタゴタしているカイロに閉じこもっているのも難なので今日はずっと気になっていたスエズ運河の町、イスマーイーリーヤへ旅行に来ています。

 

中王国時代からなんちゃら〜古代ギリシャのなんとかにも登場しなんちゃら〜という街がゴロゴロあるエジプトの中で、ムハンマド=アリー朝(だいたい日本の江戸時代あたり)にできたという比較的新しい街。

 

カイロの巨大長距離バス発着所であるトルゴマーン・バスステーションからイースト・デルタのバスに乗ること3時間。

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閑静な町並み。立派な庭付きの洋風の家も見え、気のせいか花の香りまで漂う…なんだこの奇跡みたいな場所は。

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スエズ運河の中腹のコブみたいな湖(ティムサーフ湖)に乗っかるようにして町の中心部があります。

 

運河沿いにふらふら散歩してけど、新街地(مدينة جديدة)の方は外人は行けないらしい。

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ところどころにスエズ運河のマーク(SとCまたはسとق)があり開通式典のレリーフやレセップスの馬車、家なども見ました。

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ティムサーフ湖まで散歩して日暮れを待ってみる。

プライベートビーチやボート乗り場の他、シーフードのレストランや採れた魚やカニ、エビを並べているお店が続く湖沿い。

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ペリカン飼ってるお店があってびっくりした。

 

湖、めちゃめちゃ気持ちいい…

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夕陽にはいくらでもぼんやりさせられてしまう。